昨今の食い意地事情。

  • 1日。月島4番街でもんじゃ。普段よく行く店はもんじゃストリートから外れたうらびれた店が多いので、具材がずいぶん違うのに驚く。メチカって標準もんじゃ語じゃなかったんか。キャベツもトッピングのエビも大振りで刻みづらい。騒がしい宴会客と同じになってしまったので早々に出て、1番街方向にずっといって『だけん』で飲みなおす。アボカドとチーズを合えたものが、わさび醤油で合えてるらしく物凄くしょっぱかった。焼酎のつまみとして良い。
  • 2日。以前インチキ職場で同じだった某さんと3年越しぐらいにサシで飲む。場所は鉄板『ごふくの丘』。揚げだし大根はまるっと素揚げにしてあって、表面カリカリ中はホクホクでとてもおいしい。油揚げに納豆を詰めて焼いたものも美味だった。
  • 3日。合コン崩れというか、以前飲んだひとたちと銀座の『なまはげ』で飲み食い。その名の通り秋田料理で、ナマハゲがライブで襲ってくるというアトラクションつき。個室もかまくら仕立てで入り口がやたらと低い。連休スペシャルサービスタイムでBGMに"はたはたサンバ"がかかってる間梅酒500円とか、なかなか狂ってる。きりたんぽは初めて食べたけど、想定の範囲内の味でした。ナマハゲはどんだけネタキャラでも、女のコは隣に座られると素で恐いらしい。暴力的な部分が強調されたデザインに生理的な威圧感を感じるのか。2匹出てきて片方背が低いのを気にしてたのが可愛かった。しかし飲んだヒトたちがやたら立てノリ集団だったんでついてけませんでした。すまぬ。連休の銀座は8時でもほとんどおらず、クラブ街もまるでゴーストタウン。こんなところナマハゲの格好で疾走してくれたら本気で恐いだろうなあ。『うしおととら』みたいだ。
  • 4日。実家に戻り蕎麦屋で食事。こちらも大安定。鰹の刺身は異常なぐらい脂が乗ってる。春なのになんでこんな下り鰹みたいな脂が。焼津で1隻だけ知ってるという秘密の漁場で取れるそうな。春先に下るような群れがいるのか? あさりの酒蒸しは鳥だしを使ってるのね。山菜のてんぷらは旬を過ぎてて残念。デザートに出た蕎麦アイスに黒糖焼酎をかけた食べ方が面白い。酒は志太泉など。この店、ビールがやったら美味いことでも有名。ふつうのおばちゃんがふつうに注いでるだけなのに泡が奇麗に立って切れが良い。聞いてみると、全国に10機しか出ていないメーカーの試作型ビアサーバーを使っているとか。ガンダムみたいなもんだな。

そんなわけで5月出だしからエンゲル係数がトンでもないことになってます。もう無理。残りの日々はチャプスイ啜ってしのがなければ。