新宿 オイスターバー『旬海』

ちょっとメシでも喰おうと声をかけられ行った店が盆休み。とりあえず近くにあったワシントンホテルの地下で、地鶏の店でひとしきり喰ったあとに流れて入ったオイスターバー。なぜか焼肉もやってるらしく、欲望に忠実というか売れるものは何でも売るというか、へーんな店と男2人でワイン飲みつつ真夏の牡蠣をつまむ。どっちが変てこっちだ。以下食べた牡蠣

  • 南オーストラリアの『デナイアル』。フザけたブランド名に惹かれて頼んでみたが、これが一番うまかった。ちょっと小ぶり過ぎかと思ったが、あっさりとして派手さは無いものの非常に均整のとれたまっとうな味。
  • 北米の『ブルーポイント』。これはひどく水っぽい。磯臭さだけが鼻に付く。やっぱり季節は重要ってことなんだろうか。同じ輸入モノなら真冬の南半球産がハズレがないのかね。
  • 厚岸産の。あまり印象が無い。
  • 広島産の岩牡蠣。夏なんだから岩牡蠣ないのと聞いたら、メニューに無いけど出してくれた。大振りは当然のことながら、まさにミルクといわんばかりの濃厚な味。なんつうかコーヒーフレッシュたらしたようなこってりした風味がある。コチュジャンをちょっとつけて味わう。

スパイスのレモン果汁がまんまポッカレモンの味なのは堪忍だったけど、飛び込みで入ったわりにじゅうぶん楽しめた。問題は前の鶏の店とあわせてひとり1万もつかっちまったことだが。軽い夕飯とちゃうんか? バカバカバカ。