アグレッサー・シックス

ウィル・マッカーシイの小説。休日移動時用として週末ごとに読み進めてきたが、良くない読み方だったのかも。読み終えてなんとも釈然としない印象が残る。
宇宙でミリタリーでファーストコンタクトでハードなヤツの筈だが、妙に安っぽくて単調だなあ……と思ったら、これコーチ・ショーじゃん。舞台が宇宙基地内だけ(あと回想シーンの宇宙船か)で、ずっとウダウダバタバタやってる。セットを造る予算が無かったのかしらん、てこれ映像作品じゃないんですが。
さりとて言語論やその他諸々のSF性や人間描写に輝きが見えるでもなく、7日おきに読み続けるたびに、どこまで行ってどうなってたか思い出すのに苦労したわ。残念だなあ。