スターウォーズ エピソード2

 今更なわけで、物語の感想は書かないけど、ちょっとしたマニアなポイントを。

 この映画、ニュージーランド人というかマオリ人大活躍映画である(マオリ人はNZの先住民族)。まずジャンゴ フェットを演じるテムエラ モリソンはマオリ人俳優の第一人者。息子のボバを演じるダニエル ローガンもマオリの子役。そして近衛隊長タイフォを演じるジェイ レガアイアもマオリのスターだ(日本でも放映された豪のテレビシリーズ ウォーターラッツに出演)。モリソンとレガアイアが同時にスターウォーズに出ようとは、ニュージーランド人の誰も夢にも思わなかったろう。

 そして恐ろしいことに、この3人は全て、あの忌まわしきNZ産超低品位ソープオペラ、『ショートランド・ストリート』のレギュラーだったのである。これであのクソ番組は、名目上ハリウッドスターを3人も輩出した人気テレビ番組となってしまった。世の中どうなるかわからん。

 余談だが『NYPDブルー』のヒーロー ジミー スミッツも、脇役(ベイル オルガナ)としてちらっと出ている。苦労してるのね、スミッツさんも……。

 しかしまあ、なにげにハードなシーンも多い映画であった。巨大なタイヤ型兵器が登場したり、戦闘中にヘルメットごと首ちょんぱになった父親の頭を息子が拾ってじっと見つめたり、こういう異常な描写を好き勝手にできるのは日本のアニメぐらいかと思ったら、ルーカスせんせいもやってくれるもんだ。

 あとヨーダのアクションを皆さん口々に誉めてて、まあ自分もそのクチなんですが、ウェブの感想文にひとつアレを貶してるのがあった。うろ覚えだが曰く、「キーキー叫びながらクルクル回ったりして、ちっともカッコ良くない。剣の達人なら一瞬サッと動いて次の瞬間敵が崩れる、といった動きをしてもらいたい」と。目からウロコが落ちた。

  • 朝シリアル。
  • 昼たこ焼き。熱くて大玉でタコもデカイと、実際食べにくい。
  • 夜スパゲチー。