シャンハイヌーン と 女優 ルーシー リュー

風強く寒い1日。まあ湿度が無いからいいし、紫外線照射量も少ないからいいか。

えっれえ久々に映画を観た。既にニュージーランドでも終りかかってる シャンハイ・ヌーン。長いあいだ誘われてたのでここで観なかったらもう機会もあるまい、つうことで。中身は ジャッキー チェン & ルーシー リュー のアクションコメディ西部劇ですな。あとバディのカウボーイ役でもひとり白いのんがいたと思うが憶えてひん。

感想。こりゃつまらんかったわい。ワイルドワイルドウェストよりつまんなかったのでわ。清朝の中国人(というべきなのか満州人というべきなのか)+開拓時代のアメリカ人+インディアン(というべきなのかネイティブアメリカンというべきなのか)というキャラ構成で、異文化接触ギャグかましまくりかと思ったのに、結局ぜーんぶ不完全燃焼。ちぇー。

更に気になってしまうのが、ルーシー リューの、不美人さ。 アリー マクビール に出演してから大ブレイクした中国系女優で、アメリカ芸能界のスタンダードでは「アジア美人」だし、そんなん言わでも十分魅力のある顔立ちなんだけど、アジア系のチャネルやネットで台港の「美人」のスタンダードに観なれてると、いざ映画の画面でアップで観た時、どーもなあ、と思ってしまう。特にビンボ臭い服とか着せると、すっげーあか抜けて無く見える。

そういやアリーに出演する前の彼女、刑事ドラマ マイケル ヘイズ でメイド役でゲスト出演してたときは、いまよりちょっと太ってて、いかにも「田舎出身」てイメージがピッタリだった。それがほんの3年ぐらい前か? あっという間に彼女が年2本の映画女優チャーリーズ・エンジェル にも出演)にまで化けたのは、やはり彼女が、いまハリウッドでいちばん演技が出来てる、アジア人女優だからだと思う。白人社会で非白人であることは個性のひとつだし、アリーでみせる彼女の可愛さは、やっぱり顔じゃなくて、英語の演技から来てるんだな。ちなみにこの映画で彼女が中国語で演技するところがあるけど、色気もヘッタクレも無い。

メモ:ルーシー リューの中国名、「劉玉玲」。

ところで結構前から困ってるんだけど、「満州人」て表現、差別語? 「満州」って日本がつけた植民地の名前だと思ったから、一応そうかと思ったんだけど……? でも英語でも普通に「マンチュリア」って言うし、実際僕が北京にいたとき友達だった女の子も「私は漢族じゃなくて満州族なの。だからチャイナドレスも持ってるわ」なんて言ってたような記憶が……。ちなみに中国では、少数民族である満州人はカネモチばっかだと思われてるそうです。みんな清朝貴族の末裔だから。


  • 朝シリアル。
  • 昼ヴェトナム料理@エリオットストリート。昼食メニュでお子様ランチみたいな炒飯だった。
  • 夜パスタ。