近所の中華屋

gasoline2009-05-02


昼食を食べに、はじめて近所の中華屋に行ってきた。ほんとうに『中華屋』というそっけない名前。うらびれたマンションの1階に、去年入った。

おばさんは中国語をしゃべるんで、日中カップルかと思ったらキッチンのおじさん(というほど老けてはなく、痩せ型メガネでどことなくインテリっぽい)も中国語。更に子供が3人出てきて、日本語と中国語をミックスでしゃべりながら店先できゃっかきゃっきゃ遊びはじめた。へえ、純ニューカマー家族なんだ。

ふつうのチャーハンをと思ったら、450円。いまどき500円以下は珍しい。思わず台湾チャーハン550円に、台湾風玉子炒めまでつけてしまった。日本の中華屋のごく当たり前のメニューのなかで、この二つだけ地名を冠しているので、台湾出身の人なんだろう。言葉はちゃんとした普通語に聞こえたけれど。

チャーハンには中華ハムが入ってて、これが台湾風? コメはしっかりパラパラしてて、しかもなにげに結構なボリューム。これで550円は充分すぎだろう。なんとおまけで冷たい中華豆腐(パックの豆腐まるごとひとつをスライスして、そぼろ肉かけたの)を出してくれて、昼からゲップも出ないぐらい満腹になってしまった。

休日なのか、客は僕ひとり。それでこんなサービス&価格でいいのか、子供も3人おるし、と思たけど、真露のキープもけっこう入ってたし、夜はきちんと流行ってるのかもしれない。ちゃんと美味しい店は長持ちしてほしい。

きょうもまたいい天気。近所の天理教の道場に藤棚があるんだけど、育ちすぎて四方八方に盛大にでた無数の蔓が、なにかを求めるように風にゆれている。部屋の模様替え、また中断して散歩してこよう。余剰にカロリー摂っちゃったし。