念力料理:トマトとアスパラのスパゲティ

gasoline2009-05-01


パスタを鍋に入れたら、にんにくをこま切れにしてオリーブオイルを多めに敷いたフライパンに入れて、火をかける。フライパンに炎がつかない程度の弱火で。次に鶏肉(部位なんか知るか)を火が通りやすいサイズに適当に切って、にんにくがしゅわしゅわ言いはじめたパンへ。火は弱火のまま。あとホールの鷹の爪もちぎって入れる。種も入れちゃう。んでトマトとアスパラを切る。トマトは小ぶりの完熟のヤツ(まだ少し高いけど)。アスパラは国産の細いヤツなら4本ぐらい。

そろそろ7分たったからスパゲティを鍋から揚げとく。アスパラを先に入れる。火はそのまま。アスパラが油をまとっていい色になって、芯まで火が入るまでもうちょと辛抱して、鶏にもイイ感じで焦げ目がついてて、ここでトマトを投入。んでいっきに強火にしてじゃわーって音立てて、クレイジーソルトを思い切りふる。5回ぐらい。ついでに顆粒鶏がらスープの素もちょびっと振っとく。効果は基本味の素とおなじ。

ががっと混ぜて、白ワインをちょっと入れて、パンを傾けて炎を中にいれて、んでまたががっと混ぜる。トマトの皮がぴりぴりなってくる。そろそろザルの上で固まりかけてきたスパゲティを、乱暴に目覚めさせるようにふりおこして、パンにいれて火をとめてだっと混ぜる。完成。

調味料は濃い目だけど、トマトと鶏の味も出てるしバランスは取れる。それにクレイジーソルトのハーブを感じさせるには、やっぱ多めに振らないと。トマトはすぐにぐずぐずになっちゃうんで、ちょっと火にかけすぎだったかもしれないけど、ソースとしてじゅうぶん。このトマトの濃厚な酸味と甘みを感じると、ああなんか夏になってきたなあと思う。