人形町：『丈参』

多少政治的な理由で人形町の“人形町”的な路地のはずれにある焼鳥屋で食べる。白金にある店で焼いてた人が独立して建てた店だとか。
小綺麗なコの字のカウンターに、綺麗な炭、煙をまったく出さない設備。出てくる部位はモツ系珍味系が多い。
はじめて“ちょうちん”を食べる。卵になる前の黄身が、肉紐の端にふたつぶら下がってる。口に入れるとぷちりとはぜて、どろっと濃い味が溢れ出る。これは罪悪感のある味だ。ふたつ目は皿の上で箸で割って、紐の部分に絡めて食べる。紐は卵に栄養がまわっているのか少しパサパサした印象なので、絡めて正解だった。
他に美味かったのは腎臓。レバーよりもあっさりしている。串ではないが白レバーも良かった。
酒はワインがかなり揃ってる。飲みなれたクラウディベイがあったので頼もうとしたら上等な方のボトルらしく8000円もして驚いた。赤のボトル1本あける。費用は向こう持ちなのでわからない。