じゃんがららーめん

インチキ会社を9時半にでて、ふらふらと東京の方まで歩いてゆく。適度に寒くて気持ちいい。茅場町兜町の人気のない裏通りを、ビルのむこうからぼわーんと響く自動車の音をききながら、個性的な雑居ビルを眺めて歩く。夜の散歩はいいリフレッシュになる。
兜町の裏を歩くと、突然しなびた食い物屋があつまってる一角に出くわしたりする。有価証券ゴリゴリやってる人たちが、こういう所に夜食を食べに来るんだろう。
日本橋の手前でこんな時間に1軒だけ行列のできてる店があって、何かと思えば『九州じゃんがら』。ちょっと呆れつつ、自炊する気もないし、じゃんがらって名前は聞くけど食べたことないし、並んでしまう。食べる。麺は細目でプチプチ。スープは上品と書いてあったけど、たしかにべどーんとした濃いのを想像してると意外と水気を感じる。角煮はつまらん。明太子はなんだこりゃと思ったものの、絡めて口に入れると面白い。これが個性的なとこなのね。
食べ終わって、きょうは確実にカロリーオーバーだったなと悔やむ。