池袋で買い物しようかと出たんだけど、気が向いたんで丸の内線で本郷三丁目まで出て、東大総合研究博物館の『異星の踏査』展を観てきた。そういえば都内けっこう散歩してるのに、東大に入るのは初めてだった。よく考えたら、大学って入るだけならニュージーランド、中国、韓国と3カ国の大学に足を踏み入れてるけど、大学ってどこでも、“大学”の空気がするもんだな。

展示はコンパクトながらどれも意味のあるor視覚的インパクトのあるものばかりで、短く回れてとっても濃密な見学だった。火星の風景ったって、地面と空気があれば地球のどっかと大してかわんねえな。小惑星にだって地崩れ跡があったりするっつうんだから、土があって重力がありゃ、同じようなもんか。

同時開催の『標本は語る』展の高密度な動物骨格標本の連続もおもしろかった。オランウータンの骨格とアウストラロピテクス(身長ちっちゃい!)の骨格がすぐ近くで見られるんで、その類似が興味深い。あと今知ったんだが、シマンテック本社の入ってるビルのロビーにあった展示も、ここのブランチ展示だったんだな。

東大を出たあと、この道はどこにつながってるんだろうと歩いてゆくと、秋葉原の裏に出た。ほんと東京は車乗らない人間には把握しづらいわ。