『去勢した男の子の猫ちゃんのための専用フード、登場。それはロイヤルカナンウォルサム ベッツプラン「メールケア」。動物病院でお買い求めください。』

gasoline2007-01-12



マーケットはこんなところにもあったのかと思うと同時にその語感の絶妙さが何とも言えない地下鉄社内広告。

“の”が4つも続くのは狙ってか、それともマイルドな単語を使おうと努力した結果か。「去勢した雄猫専用」じゃツラすぎるもんな。商品名のカタカナの多さもここまでくれば心地よい。隣にはおなじ大きさで『避妊した女の子の猫ちゃん専用…』のコピーがならび、それぞれ毛長の高そうな猫が、尻尾を丸め凛々しくお座りしてる写真と、おなかをみせておてんばにじゃれころがる写真がついてる。極めつけが広告下につけられたメッセージ。『あなたの猫ちゃんも、動物病院で定期検診を受けましょう。』猫ちゃんラブはとどまるところを知らない。

しかし猫ちゃんにこういうものがあるってことは、仮に中国とかの宦官(携帯じゃ宦の字が変換できない)制度が今でもあったなら、宦官食ってのも存在してたってことだな。なんかベジタリアンフードみたいでおしゃれかも。いまSOHOの女性のあいだでちょっとしたブームになってるのが宦官食。ホルモンバランスを整えからだの内からキレイになるとか。

写真はウチの犬。