私のニンゲン

gasoline2007-01-10


ペルシャ湾の衝突事故の報道、作戦行動中のの潜水艦に商船とおなじ説明責任を求めたって、っどーーーー考えたってムリだと思うんだが、言ってるやつらも分かってて半笑いで言ってるんだろうなー。あはは。今回も目を輝かせながらインタビューに応えてた軍事評論家江畑先生が光ってた。「まさかとは思いましたが、潜水艦は狭い海峡を見つからずに脱出する為に、大型船の真下に張りついてスクリュー音を消すと聞いたことがあります」まんま忍者の秘密を嬉々として説明する少年。
話は全然違うけど、飼い犬や飼い猫を擬人化した物語では、よく「私のご主人は…」というセリフが出てくる。とても賢く尊大な犬のセリフでも、「俺の飼い主ってほんとバカ」とかになることが多いだろう。
これはおかしい、と気づいたのは、ニュージーランドで見たキャットフードのコマーシャルだった。擬人化された飼い主を飼い主と思っていないワガママな雌猫が、飼い主を紹介するときのセリフが、"She is my human" だったのだ。そうか、「これ私のネコよ」の反対は、「これ私の飼い主よ」でなく、「これ私のニンゲンよ」であるべきなんだ。主と認めてないんだもんな。
「私のヒトよ」だと夫婦みたいなニュアンスになって難しいけど、日本語もこうあるべきでしょ。そういう作品を知らんだけだろうけれど。