小さき勇者たち〜ガメラ〜

初日19時の回に観に行ったら客数4人という状態。僕以外に女性の一人客と、カップル。なんだこの客層。

映画の中身はもうどうでもいいや。怪獣映画としてゾクッと来たのはオープニングの最初の最初だけ。それ以外は徹頭徹尾テンション下がるだけで、ゴジラ以上にツラかった。去年の映画『鉄人28号』と同じ路線か。こういうジュヴナイル特撮ものに、どれほどの需要があるんだろうか?

なんにしろ、“想い”とか“共感”で物語そのものを構築されると、本当にツラい。

可哀想なのが存在意義さえ明確にされずひたすら暴れまわる、敵のエリマキトカゲ型怪獣。これはガメラVSジラース、つまりカドカワガメラVSゴジラを作りたかったんだけど企画失敗して流れ流れてこうなったつう、なにか怨嗟の表現なのかね。

まあまた20年ぐらいしたら復活してくれ、ガメラ