gasoline2006-01-12


写真は神田明神。4日、インチキ職場の仕事始めのあとに、上司と参って『IT情報安全祈願』のお守りを買った。初詣は3年ぐらい行ってなかった気がするから神やんにスネられても困るんだが、正直、巫さんに渡された瞬間目を疑った。だってこれ緑の基板の絵がプリントされたタダの紙。そおか神だけに紙かうまいこと言うな!などと驚いてる場合ではない。これが一枚800円するんだから。神は安い原価で紙を仕入れて、今後一年ITの安定した運用をスピリチュアルに保証しますというサービスを載っけて、超高粗利設定で販売するわけだ。ユーザは紙を入手して高い満足度を示すが、しかしいざIT運用が障害に見舞われたとき、彼等は神にサポート依頼もしなければ、損害賠償も求めない。なぜなら彼等は、IT製品の供給元にそれを要求するからだ! 既存のスキームにおんぶしつつ、不利益はバッティングしない見事な仕組み。高い粗利、高い顧客満足度、そして販売後の稼働はゼロ人日(神だから柱日か)。経常もさぞよかろう。こういうソリューションビジネスが展開できるんだから、神はまさにビジネスの神さまと
言える。
2枚買ってインチキ客先の部長に1枚渡したら物凄く困った顔をされ、残りの1枚をインチキ職場で披露したら0.5秒で安っぽいと言い切られた。
あー、祟られるな。