gasoline2005-07-19

NOVAの電車広告で、はじめて「コンセント」が和製英語だと知った。正しくは outlet だそうだ。
言われてみりゃ実際 concent て言ったこと無かったと思うけど、アウトレットとも言ったことないなあ。
英語ではなしてた頃は、何て言ってたんだろう? socket とは言ったかもしれん。ま、現場でひとに話すときゃプラグぷらぷらさせて「電気どこ?」とか言えば通じた気がするし、「ケーブル挿すとこ」でも、デタラメにSFっぽく「パワーソース」とか「エナジーソース」でも通じる……かな? そうやって説明できる言葉は、簡単でも知らなかったものが多い。
そういう言葉で、いまでも憶えてるのが、鳥の「くちばし」。
単に「鳥の口」では、長かったり黄色かったりつついたりするのは変だし、何と言ったものかと迷って、“That pointy things”(あのトンがったヤツ)と言ったら大笑いされた。単数 that で始まったたのに複数 things で終ってるのは、最初は単体の口を意識してたのに、言ってる途中で、「箸」が複数形を取るのと同じく、トンがったヤツも上下ふた組あると無意識に思ったからだ。
辞書を引くと、beak とか bill とかいう簡単な単語が出てくる。こんな単語を、しどろもどろになりながらポインティなんて形容されりゃ、そりゃ笑うわ。
でもまあ、意思疎通は出来たわけだし、笑いもとれたし、こういう工夫をして意思を伝えるというのは、ある意味外国語会話の醍醐味なのかなあ、と思う。
ところで、意外と広く普及してる「情報コンセント」は、“information outlet”で通じるのだろうか? 日本語でも英語でもそれなりにカッコいい響きだと思うけど。
写真は関係ないが丸の内DNタワー。