ローレライ

gasoline2005-03-17


最近は映画館て、いまこの瞬間何でもいいから観ないと、ずっと行けなくなる! ていう理不尽な切迫感のある発作に襲われて行くことが多い。て何を少女のような事書いてんだ自分。
で、先週末観てきた『ローレライ』。なんか駆け足な上によく喋る映画だったなあ。カッコつけた演説が多い。国家としての切腹とか、日本人は諦めない!とか、説教臭い。そういうセリフは、そこに到るまでの状況の重みが見えないとなあ。重厚だと聞く原作との兼ね合いだろうけど、もうちょっと、長セリフを半分に絞って、ヒロインが艦に溶けこんでゆく場面を丁寧に見せてほしかった。そのほうが最後の悲壮感が……て何を映画好き中学生みたいな事書いてんだ自分。

写真は月島からの夜景。