Mr.インクレディブル

gasoline2004-12-07


写真はこないだの新大阪、駅降りてすぐのビル。滞在3時間に満たなかったんでこんなんしか撮れんかった。いつかは行ってみたい大阪ビジネスパーク、ツインタワー21。
ところでゴジラの後に観たMr.インクレディブル、今回は監督がアイロンジャイアントのひとと聞き、なおかつキャラが“現代人”なんで、これは観んわけにゃいかん思い行ったけど(その前に観たのはデイブ・フォーリーが主演したバグズ・ライフ)、観たいものをズバリ、120%観せてくれた。
家族愛のドラマとヒーロー活劇のうえに、クライマックスまで来てもベタベタのシチュエーションコメディを失わない密度の濃さ。高速道路のかけあいは、物語の高まりにぴたりと嵌って泣きそうに楽しかったわ。
キャラはインクレディブル妻(ごめん名前思い出せん)がさいこう。彼女のスーパー能力は夫や子供が無意識に要求する主婦、母親の“便利さ”の象徴で、ムスッとした表情のまま便利に使われてしまう、自ら便利になってしまう(船になったりパラシュートになったり固定具になったり)彼女に、爆笑しつつも強いシンパシーを覚える。無論彼女というキャラ自身は、足場のない母性の象徴とかでなくちゃんとした人格ある個人として描かれてるので、例えば気丈な彼女が夫の浮気を感じ泣きそうになるシーンは身悶えもの。この主婦はアニメ史上最高にキュートだ。
追記:インクレ“ティ”ブルだと思ってたよ。ハズカシ。