gasoline2004-11-20

写真はこないだの東京国際フォーラム
あさ、不要な衣類をやっとリサイクルに出し、耳鼻科に行く。10日ほど前からずっと、右耳の奥に水がたまった感じがする。
ベッドに寝かされ、僕が小学生の頃既に古いと思ってたのとおんなじ大袈裟なアーム付き拡大鏡をあてがわれ、じじィが覗いて開口一番「耳垢っ! 鼓膜から7ミリべったり」Kill me now.
この恥ずかしさはごまかしようもない。素直にもっと耳掃除しないとダメですねと言うと、じじィまるでアムロが70才になったような熱っぽい口調で説教始める「ダメだっ! キミは耳掃除をしちゃあいけない人種なんだ! そんな耳掃除したら、それは逆に耳を詰まらせるだけだ」は? ていうか人種? 「君のような耳垢を、アメ耳というんだ」
そう、僕の耳垢は乾燥型ではなく、まさに小夜の中山の水アメのごとくねっとり茶色い(ついでに言うと苦い。むかし耳に薬塗ってると勘違いされたことがある)。耳にだけ南方アジア人の遺伝形質が出てるわけで、確かに人種の問題か。
「そういう人が自分で耳掃除すると、逆に耳垢を奥に押し固めてしまう」水アメつうより味噌麹のような茶色いかたまりを見せびらかすじじィ。「1年に一度ぐらい来て、ワシに取らせなさい」……はい。
狐につままれたかのごとく、年に一度1500円払ってこの老耳掻きマニアに体をゆだねることを約束してしまった訳だが、吸引掃除してもらった両耳は確かに憑き物が落ちたようだわ。
で、いま映画&買い物しに京葉線に乗って幕張に向かってる最中。