ジョシー&プシキャッツ

うっわーむちゃくちゃ面白かったわ。いや昔トレーラー観た段階ではポップだけど芯はハードな美少女ロック青春物語かと思ってたんだけど、ディスク借りた当日に30分ほど観てビックリ。なんだこのクオリティはまるでスパイスガールズ ザ・ムービーか! と。観るの止めた。しかしそこで終わったらあまりにも馬鹿なので、しぶしぶ風呂あがりにヒゲをぷちぷち抜きながら観てたらこれは! 俺は本当にバカだった! この底抜けのギャグ映画を「軽薄」などと思って! 軽薄はホメ言葉じゃないかこの映画。

次第に加速度を増す底無しの馬鹿々々しさ! まるでザ・シンプソンズの実写版だこれは! ていうか原作がアニメのコメディシリーズなわけで(知らなかった)、この作りかたは見事。無論アニメと実写の壁は厚いので、巧くノれなければ最初の30分の印象通り、退屈な映画だ。しかしノッてしまえばジム キャリーのケーブルガイの100万倍面白い!(ほめてるんですかそれ?) ベタベタでこちらの期待を裏切らない高密度のギャグ&パロディ! そしてポップでロックでむちゃくちゃキュート! 良し!

なんかこの映画にのれるかそれるかが、アメリカ映画全体に対する踏絵ではないかと思えてきた……。ついでにスパイスガールス ザ・ムービーの再評価運動も興したくなってきた……。あの映画も実は素晴らしかったのでは?


ところで邦題なんだが、プッシーキャッツという物凄く間延びしたカタカナはなんとかならんかったか。

  • 朝パン。
  • ラーメン。
  • 夜ラーメン。あああこんな不摂生やってるからほらみろ口内炎がさっそく!