コンタクトレンズと本と電話に関する最近の日常

コンタクトレンズのケアセット買ってきたら、なんかいつものコンセプトワンステップ違くてコンセプトFってのだった。なんか処理に2.5ステップぐらいあるやつ。げー。

しかも専用のコンタクトケース(別売り)が必要です、だと。セットを買った近所の安売りストアまで行ったがケースは置いてないとのたまう。頭に来たので売りもんの出刃包丁突きつけてウソつくな直ぐ出せとわめき散らしたらぴーぴー泣くので仕方なくストーブ用の灯油(もうそんな季節になるのかとほのぼのしてしまった)を撒き散らしてから店を出て、その足で電車に乗ってマツモトキヨシまで出張。

マツキヨの店員さんというのは、まさしくアジアの商法の王道みたいな感じで独特のリズムの大声を張り上げて客寄せ(になってるのかアレ)してるのに、商品について質問するととたんに内気な少年に逆戻りして「ちょちょちょっとお待ち下さい……、あ、すんません無いみたいですが……」と言うのが妙に可愛いていうか無いのか! 売ってないと言うのか!!

よく見ると、ケース同梱のケアセットなら売られてる。タダでさえ面倒なキットをひと月ぶん買わされたのに、それを使うために更にもうひと月ぶんのキットを買わなければならないのか! あまりの怒りにレジに並んでいる間じゅう尾てい骨のあたりからシャアアアアアとガラガラ蛇のような音が。アラガン製薬は今すぐ倒産しろ。



そのあと大手本屋に寄る(ていうかこっちが本来の目的)。コニー・ウィリスの『航路』読みてえよお。あれだけネットで傑作傑作言われるともう辛抱たまらんのだが、しかし上下で合わせて4000円は……。

あとかなり危険なのがハヤカワのJコレクション。コレもネットで情報の多かった野尻抱介の『太陽の簒奪者』の冒頭をパラパラとめくったら、あやうくレジに持ってきそうになってた。なんというか、ジェネラルな意味での小説としてどうかは知らないが、純粋にSF的文章として、最初の数ページでノせられた。でもこれもこの薄さで1500円なんだよなあ……。貧乏……。

あと英字新聞買おうとしたら休刊だった。ぎゃふん。





某から突然電話があった。「ほっとくと音信不通だし、そのまま倒れてるかと思って」だと。そうかも。思えば今年は月を追うごとにヒトとの接触が減っているかも。自分を自発的に他人と連絡とったりとかいうのが少ない人間ではあると思うけど、電話も携帯メールも普通のメールも、半年かけてぐんと減ったわ。先月の携帯料金は物価半分のNZに居た頃より少ないのでは。

たしかにヤバいかと思って1年ぶりぐらいにニュージーランドに電話してみた。まあ喜ばれたようだけど、なんかあんまり久しぶり過ぎて散漫な情報交換のほか話が深くなれず、結局10分で電話を終えてしまった。微妙過ぎ。あと別のひとに10ヶ月ぶりにメールして、すぐ返事来たけどやっぱその返事出してない。 (ダメですね) はいダメです。

でも人類の50%ぐらいのヒトってこんなもんじゃないの? メールとかってそんなに頻繁にするものなのか? 違うか?

  • 朝食べず。
  • 昼パン。
  • 夜スパゲティ。