ムツゴロウさんの楽しい動物帝国主義

大学のジムに何故かムツゴロウさんそっくりの初老の男性(民族系統不明)がいて、「なになにムツさんどうしたのこんなトコ来て指ダイジョーブ指ギャハハ」などと本人を目の前に日本語で下品な事を語りまくっていたのだが(もちろん目線はアサッテの方向で)、それから色々考えて、「ムツゴロウ動物帝国主義」というのに思い至った。

あのヒトは毎年世界各国飛びまわって動物と戯れているが、あれは侵略行為なのではないだろうか。知ってのとおりムツさんの国籍は動物王国である。かつて北海道内に領土を確立したときと同じように、彼は各国の人間が住まない原野や原生林の土地をひっそりと買いとり、自分の名前をつけて、なし崩し的に世界各国に植民地を作っているのだ(なんかゴジラvsキングギドラみたいだな)。遺伝子産業が発達して企業と国連が気づいたときには、地球の大半の遺伝子資産は動物王国の主権下である。その時こそ、ムツゴロウの真の世界支配が始まるといっても過言ではない。

なんとも遠大な計画か。さすが「子猫物語」を撮っただけの男ではある。


  • 何を食べたかよく憶えてない。なんか食べたんだろう。