鍋と包丁

買い物するためシティに行くバスに乗ろうとしたら、財布を忘れてた。某有名マンガと違って非常に不愉快で惨めな経験でした。まわりのみんなから笑れてるような気がして。クソッ! オマエも笑うな太陽ッ! いつか復讐してやるからな!

んで、何を買ったかというと、鍋と包丁。

鍋は小ぶりの。ふた付きの。ティフェルとかいうメーカーの、フランス製です。50ドル(3500円程)もしました。イースターだから自分にプレゼントです。これでメシを炊きます。今までの薄手の安なべではマトモに炊けなかったけど、これならいけるかもしれません。ちなみに夢にまで見たテフロン加工なので、アブラ無しでも目玉焼きが出来ます。おコゲもこびりつきません。ふふふ。

包丁は日本製です。日本食関係の店で買いました。日本円で3000円という値札の、よくあるやつ。昔こっちで買った包丁がもうあまりにも切れないので、必要に迫られての購入。どれくらい切れないかというと、ベーコンの脂身が切れない。トマトが切れない(皮で弾かれてしまうので、先から突き刺して切れ目を入れないと切れない)。砥ぎ機で砥いでも砥いでも、刃が無くなるばっかりで一向に改善されない。なんか60ドルぐらいしたのに。でも、そんなアホらしい悩みはきょうをもって久遠の彼方です。さようならニュージーランド。こんにちはメイドインジャパン。私は料理の心までこの国に売り払ったわけではないのだよッ!

スーパーで「豪輝米」というなんか強そうな名前のオーストラリア産コシヒカリを買ってきました。親子丼の食材があります。オクラがあります。お茶漬けのりがあります。もうドキドキです。夢の食生活が目の前に広がっています。ああ、しあわせ。