小説だったかテレビだったか……。

朝、突然「サンディエゴ動物園の最後のパンダ」というフレーズが思い出され、以来ずっと引っかかってる。なんかのSF小説で読んだと思うんだけど、それがなんだか思い出せない。ううう。もどかしい。たしか、動物園にいる絶滅寸前のパンダを子供のころガラス越しに見たヒロインが、宇宙に出たものの知らず知らずのうちに絶滅しようとする人類をそれにたとえて会話する……「種の危機なのに、パンダは変わらずふわふわと転げまわって、それをこっちはガラスの外から見つめるだけ」……というような……ちがうような……。

うー。なんだっけな……。スタートレックやバビロン5なんかでこんな気の利いたセリフはないだろうし。いや、こんなストーリーが実際に存在したかどうかが怪しい。寝起きに思い出したっつうのが気になる。……これはあまりの日本語の本読みたい病によって、夢の中で勝手に作り出された小説の1部ではないだろうか。「読んだ」というイメージが強く残っている。しかし自分がこんな気の利いた言葉(サンディエゴは実際に動物園で有名)を作り出したとも信じがたい。

いったい何だったんだろう。ありうる説明としては、多分、どーこかに原典があって、それをむかーし日本で読んでいて、今回の夢の中でその記憶が脚色されて出てきたんだと思うんだけど。

<圏外日誌補足>思い出しました。小説じゃありません。やっぱテレビでした。『スペース:アバーブ アンド ビヨンド』の最終回前のエピソードで出てきました。結局テレビ漬けのダメ人間なわけです。