新宿新南口:宮崎料理

午後から新宿で半日仕事。
20分前に新南口についたが、何か簡単に食べられそうなところはといえば、スターバックスぐらいしかない。ううむ高いスコーンでもいいから腹に入れておくかと覚悟を決めかけたが、ふと向かいをみると、宮崎県のアンテナショップに軽食コーナーがあるじゃないか。“軽食”であることを祈って、食券を買う。釜揚げしらす丼セット、600円。幸い、座ってほどなく出てきてくれた。
漠然と醤油だれかと思っていたら、胡麻油に、柑の香りが良く立つぽん酢がうっすらと、しらすの味を潰さないようつけられている。この味は感心。さらに胡麻の実がたっぷりと振りかけられ、刻み茗荷なども香りと歯ごたえに加わる。ただやはり軽食、しらすは揚げたてという感じはしないし、米が悪い(そういう品種だとしたらすまないけれど)。味噌汁もインスタント風味だけれど、甘味のある味噌で丼によくあった。10分で食べ終え、腹は心地よく満足。良かった。
仕事を終えて外に出るともう日が暮れていた。新都心のうっすら灰色い空気は隠され、夜が美しい。青と白のLEDイルミネーションとを見ると、はやくもっと寒くなれと思う。息が白くなるくらいに。