秋葉原:Tokyo Food Theater

UDXに入ってるフードコートの4階。広々とした店内と、カロリー表示のついたメニューにちょっと惹かれて入ったけれど、結果、んうーちょっと厳しいなあ。

魚にしたのがミスチョイスだったのかもしれない。『ヘルシーまぐろ丼』は、浅いボウルに入ってかなりパラパラした玄米っぽいのに刺身が載ってる。米がからまず箸じゃ食べづらいよ。かといって刺身一切れをスプーンですくうのも……。
更にその味付けに戸惑う。かなりしっかりしたビネガー風味。それ単品ならそういう物かと思うけど、付け合わせは野菜のマリネ(つうか漬け物)、更にサラダはたっぷりバルサミコドレッシング、そして極めつけにドリンクバーには各種フルーツ酢が……。お酢。カラダに良い。ってのはわかるが、この組み合わせはちょっと無い。主菜はお酢! サラダもお酢! 水もお酢! 空手部か。メニュー作ってて思わなかったんだろか。
ついでに、いや味以上にクリティカルに感じるのが、接客。東京フードシアターというだけあって、オープンキッチンが壁ぎわにだーっと広がってる構造で、ホールスタッフの移動範囲が広くなり、常に余裕ない顔でバタバタ走り回ってる。これはウザい。だいたい客を席に通すマネジャーからして早歩きで、席までついてけない。スタッフは料理やレシートを目もあわせずに置いてくし。動き回るにしても、せめてもすこし優雅さがないと、気取ったスタイルにしてる意味がないだろ。
あのキッチンじゃ設備維持費もかかりそうだし、あれ以上スタッフは雇えないのかな。何であれ、1000円のランチは見合わないと思ってしまった。素直にビュッフェスタイルにしてくれたほうが……。