目黒:丸山直文・家具・イル・レヴァンテ

日曜は目黒の科博付属自然教育園を散策したあと、目黒区美術館で丸山直文展を観てきた。いやぜんぜん知らないんだけど、チケットがあるというので。

入ったところにあった絵は、ぱっと踏み込んだ瞬間は原色の染みのコンビネーションで抽象っぽいのかと思ったら、ちゃんと観たらもっと印象っぽい、水辺や公園の風景だった。ぼんやりとした肖像画なんかは、確かに顔の裏側を描いてるように見えて、「後ろの正面」という副題はそういうことかと。ぐるっと回って最後にモニタで製作風景をインタヴューを交えて映してたんだけど、どこかの風景かというとさにあらず、写真や雑誌から適当に素材を取って頭で考えたものだった。ぼんやりとした輪郭の無いのは、ステイニングという手法らしい。

そのあと目黒の家具ストリートでソファなどを見て回る。つうかこんなところにこんな地域があるとは知らなんだ。目黒なんて完全アウェイだからな。イイ感じの中古家具がえらいイイ値で出てたりして、中にはサイフの中のお札で買えちゃえそうなものも。あと半年したらまた来るからな!

そんな並びの、アンティーク家具屋の二階のカフェ・レストラン『イル・レヴァンテ』で軽く食事。酒も飲まず料理は前菜っぽいののみ3皿+ドルチェ。海老がとてもおいしかった。