妄想大陸の再発見

ドリトスのライム&ペッパー味が美味なオイ。ポテチの味も探せばまだまだあるもんだ。あ、コーン菓子か……。


きゅうに恐くなった。“仏”って、なんで訓読みがあるんだろう! 仏教が伝来する前からホトケが存在してたのか? ああ、なんか妄想の余地を見つけてしまった! これで一本小説読みてえ。

……6世紀に仏教が日本に伝来し、宗教としては神道と並立するようになったのだが、実はそれ以前にも“カミ”と並ぶ“ホトケ”という何らかの概念が存在していた。天皇制に結びついた神でも、それに吸収された土着の神々でもない。アイヌの神々ですらない。そんなものが大和の人間のどこかに存在していた。ところがそれは、仏典仏像という強力なメディアを伴った仏教が伝来すると、ほとんど瞬時にその異国の宗教に吸収同化されてしまったのだ。いまや我々がその古代の存在を感知できるのは、唯一の残された“ホトケ”という言葉からだけである。では、6世紀以前の日本人が抱いていた“ホトケ”は、一体なんだったのか? それはどこから来たものだったのか。日本仏教の背後に広がる、まったく未知の形而上空間が、いま、その異形をあらわにする……。

2秒ぐらい妄想してたがマジメな話、ホトケという訓読みは仏(佛)の漢字が伝来して以降にできたっぽいわけで、じゃあ仏教が伝来したとき聖徳太子たちは仏をなんと発音してたんだ? やっぱブツとか言ってたのか。