夢日記

いきつけの定食屋でカキフライが始まった。まだみずみずしさに足りない感じだけど、今後が楽しみ。
自分が夢を見てると夢の中で自覚できる、明晰夢をよく見るんだけど、こないだは道を自由に疾走する夢で実に楽しかった。
自転車に乗ってるか自分の足で走ってるか分からないけどとにかく疲れずスイスイ進める。風景のモデルは僕が子供の頃の地元の街や田舎道がランダムに繋がったもので、いまは消えてしまった昭和のディティールを楽しみながら道を行く。
途中これが夢だとわかると、全てをコントロールできるかと思えばそうはならず、決められるのはスピードとどちらに曲がるか程度。むかし『トルネコの不思議なダンジョン』というゲームをやったことがあったけど、あれみたいな感じだ。自分の脳にサブセットみたいなのができてて、それがオートで地形を生成してくれる。次はどんな景色なのか、わくわくしながら角を曲がる。隘路になっても失敗しないと判ってるからスピード落とさず走りきって、そのスリルだけを楽しむ……。
と、ここで気づいた。これは結局夢というか、『スタートレック ジェネレーションズ』の“ネクサス”みたいなもんで、現世に戻らにゃならんのだ。ということで自分の意志で夢を畳んで起きてきた。