NHK プレミアム10「赤い翼 シルクロードを飛ぶ〜黒海沿岸〜」

NHKさんがまたあほうなドキュメンタリのつくりかたをしてますよ。低空飛行のモーターグライダーからハイビジョンで東ヨーロッパを撮るって素晴らしい映像なのに、それを“撮影者を取材する”ドキュメンタリにしちゃってんの。どっかの村でお土産にナイフをもらったとか、モモイロペリカンといっしょに飛びたかったとか、撮影者に語らせる。おかげで突然アタマの悪い印象の安っぽいオハナシになっちゃってる。「ここの村の畑は小さくて、物々交換してるんじゃないかと思うんですねェ」思うな! 調べろ! お前はこんな異国をここまで魅力的に撮影しといて、背景は取材しないのか!

ナレーションは事実を語らせるだけ。あとは映像と音楽のみ。コレで頼むよ……。『プラネット・アース』は素晴らしかったのになあ……。