オーストラリア ゴールドコースト

gasoline2007-02-06


ゴールドコーストの印象は、北京に近い。例えば隣のニュージーランドとはほぼ同一のカルチャーなのに、道の広がりかた、土地の使いかたは、大陸と島国の違いがハッキリ出る。オークランドではこのランドスケープはありえない。じゃあどこかっつうと、近代開発の進んだ中国大陸が連想される。
まっすぐな道に沿って、高層ビルがででん、ででんと、適度な間隔を持って並んでいる。これは長安通りなんかを思い出させる。ここにはビルが何となく安っぽいのも似ている。大陸の建築基準で、バブル的にガシガシ建てたからだろう。
海を埋め立てるという発想はない。むしろ陸地を掘って水を引いて、豊かな市街地を演出する。街の住人は裏庭にボートを置いて、庭から直で海に遊びに出かける。リゾートだ。まあ家じたいは結構ボロ屋だったりするんだが、カネの掛けどころが違うってことね。
写真はオーストラリアいち高いという、P1ビル。80階建てらしいが、なぜかそこまでの高さを感じさせないんだよな。なんとレジデンシャルタワーだそうだ。さすがリゾート地。超高層階の窓がフツーに開いてるのも、いかにも。