『ミッキーの身長が同じになった!』 ……というネタで、ちょっとしたホラーか都市伝説が作れんかね。
ミッキーマウスとはいえ中のアクターが複数いるのは当然で、日によってローテで演じられてる。しかしミッキーには特別控え室があるのも事実で、一般のキャスト(従業員)も着替えるところは見られない。彼らを外見で見分ける唯一の手段は、微妙な身長差なわけだ。
ところがある日から、ミッキーの身長が日によって変わらなくなった。同じ背丈の役者に切り替えたのか? 着ぐるみを改良したのか? それとも、クローンか、いや、そもそもミッキーはミッキーであり、アクターなどそもそも存在しない……今までが異常だっただけなのだ……。

……そして始まるのは、身長すら抑制される過酷な労働環境の実態と、その解放を描いた蟹工船ばりのプロレタリア文学である。ホラーちゃうがな。