スタートレック エンタープライズ

スーパードラマチャンネルの第4シーズン、宇宙の歴史学習シリーズは続く。こないだは『頭のたいらなクリンゴンのひみつ』で、今回は『平行宇宙のひみつ』。おもしろいなあ。単体の作品としちゃダメなんだけど。
頭のたいらなクリンゴンTOSクリンゴン)も、まさかアレと絡めて存在を正当化するとは思わなかったけど、今回もTOSのソリアンのエピソードとくっつけて、TOSのUSSディファイアントを平行宇宙に出現させるというアクロバットもいいとこな展開。これで24世紀の平行宇宙で新しい“ディファイアント”が建造されてたのも、暗に理由が説明できちゃうんだから、膝をたたいて笑うしかない。
21世紀のCGIで描かれるソリアンの全身像やソリアンウェブ、ディファイアントには感動。サトウ少尉のメイクがエロかわいいのにも感動。
このエピソード、冒頭から映画第8作目を観てないと意味不明だったりして、完全にファンでないと楽しめないエピソード。これまでの『新しいトレックをつくろう』という苦闘を棄てて、やりたいほうだいに徹したから面白くなったのかもしれない。
どうせこの路線でやるなら、もっとTNGとの連携もやってほしかった。ベタゾイドとのファーストコンタクトとか、“旅人”とかね。