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WEDGE4月号の中吊り広告が凄い。ライブドア的・外資的なモノゴトに強烈にネガティブなようだ。曰く『猛威を振るい始めた米金融軍団カネ稼ぎの極意』『日本の拝金主義が生んだ第二のIT起業業ブーム』『社員顧客置き去りでM&A企業は瓦解』『技術を買うか育てるか、GMトヨタ拡大路線の明暗』『ウォルマート カルフール 日本進出で総打ちじにの理由』『ブログ社会はこんなに危険トップも社員も気を付けろ』『誇りをもって精一杯働け君達は私が守る』出たっ精神論！
まあ例によって読めば当たり障りなかったりするんだろうが、惹き句だけ見ると某宗教誌の某出版社への怒りのメッセージのアツさにソックリだ。このメッセージを精神的に求めてるヒトはそれだけ多いんだろう。
強烈に覚えているが、僕の高校の歴史の教科書の最後のページは「アメリカの一局集中も崩れつつある」といった文で終っていた。ソ連崩壊は1ページ前の出来事となり、米国は不景気日本はバブルという時代。そこで米国の市場をさんざ食い荒し、エンパイアステートビルだかの土地まで買収し、悔しかったらトヨタ方式を見習えバカ外人がと勝ち誇ってた日本の人々が、いまこの雑誌を求めているのかと思う。バカはどっちだ。人類はみな平等にバカなのだ。
