アトム

朝飯(いまだに餅)喰いながら観るのがすっかり習慣となってしまったが、今回のエピソードはまたハードだったなあ。毎回ちょっとずつこの世界の暗い部分(ロボット=奴隷として存在する世界)を見せてきたけど、いよいよ正面からテーマにのぼってきた。テレビブロスでアトムを「ブレードランナーデッカード刑事が幼児だったら」なんて書かれてたけど、言い得て妙というか。

しかしこれ、さすがに欧米で子供向けに放映できるのだろうか? 戦闘シーンはかなり暴力的だし(ロボットどうしなら人間じゃないからOK?)、なにしろ犠牲者がバタバタでるし。例えいじめっこという性格設定をされてもちゃんと顔もセリフもある子供キャラが、生々しく恐怖におびえ無残にやられる、つうのはセンサーにひっかかるのでは? まあ『ガーゴイルズ』や最近のバットマンシリーズなんかの描写からすると、別にタブーってわけでもないんだろうけど、アトムってもう少し低年齢向けのような。

まあ欧米だなんだンなことはどうでもええわ。あの戦闘シーンはむっちゃ燃えた。空から落下して自動車をグシャグシャに潰したあと、「ごめんなさい」と言ってまた空に戻るアトム! カッコカワイイ!