喫煙者の味。

gasoline2002-11-14

 人通りごった返すアーケード街で、馬鹿っぽそうなオトコの手に持ったタバコの先が、すれ違ったおねえちゃんのジーンズに思いっきり擦り付くのを目撃。ねえちゃんの一瞬の驚きの表情とその後のキッと睨みつける表情まで目撃。あー、アレだな。全面禁止だ歩きタバコ。こないだも前歩いてるヤツの歩きタバコで、なんか逆スリップストリームみたいな事になったわ。


 前々から喫煙者にひとこと、これだけは言っておきたいと思ってたことがある。それはマナーでも健康被害でもニオイについてでもない。喫煙者自身のだ! 本人は気づいてないのかもしれんが、喫煙者の口の中は、もっっの凄くタバコ味なのだ!

 別に目の前でタバコを吸われても構わない。ニオイにはすぐに馴れるし。だが、口の中に舌を入れたときに感じるあの味は、何度味わっても違和感をぬぐえない。非常に主観的な見方だが、歯や舌がタバコ味というわけではなく、口腔の空間そのものがタバコ味に感じるのである。右のイメージのように、ある一定の深度までこちらの舌を進入させると、空気に幕のようなものが感じられ、その奥からがタバコ味になる。まあ実際は舌の進入した口腔内にそれほど空間があるわけはないので、相手の舌等についた味を感じているのだろうが。あとついでに言えば舌の軟らかさも全然違うと思った。なんにしろ、これに遭うと気が褪めてしまう。

図は口の中のタバコ空間の主観的イメージ。

 更に思ったのだが、旧北九州市のページの資料にもあったように(圏外日誌補足:2007年現在はリンク切れ)、現在男性の喫煙率は50%程度なのに対して、女性のそれは10%程度となっている。男尊女卑の思想が今より強かった頃は、国を問わず女性はタバコも吸うべからずという思想が定着していたと思われ、それが今でもあとを引いているのだろう。

 これはつまり、(仮に成人の男女が全て等しくカップルになったとして)今でも45%の女性が好きでもないタバコの味をセックスの度に強制的に味あわされている、ということではないのか!? これは立派な女性の人権に対する犯罪行為だ! フェミニズム的にも喫煙は否定されるべきなのである! フェミ!

  • 朝シリアル。
  • 昼パン。
  • 夜鶏肉とか肉じゃがとか。