中国語で値引き交渉

うっわー、きのうの日記、ダサいし軽率。てなわけで書きかた少し修正し説きました。軽率さは直ってませんが。

ところで、

日本語で接客するのが辛いと思うか?
それを中国語でしてみろ、
地獄だぞ。

そんな機会があったのです。ちょいと某所で売り子をやったんだけど、台湾系のおばちゃん3人組が来たので翡翠のアクセサリを薦めて、リップサービスのつもりで、じぇーが、へんぴゃおりゃん。いぇぶーぐい(コレ、トテモ美シイ、ソレニ高クナイ)。と言ったが最後、おばちゃんレジに詰めより「負けろ負けろ負けろ負けろ」と念仏のように唱え出す。勝手に電卓を叩いて希望価格を提示し交渉をはじめる。「15%引け!」「3つ買うから負けろ!」「端数は切れ!」「米ドルで払うから負けろ!」 やーめーてーくーれー! 当店は5%割り引きまでしかやっておりません! と言うと、アンタじゃダメっつう顔して別の売り子を捕まえしゃーしゃーと交渉しようとする。僕でさえカタコト中国語なのに、他の誰が喋れるちゅーねん! 英語しゃべれーッ……

っとキレそうになって、思いなおした。これ、無論中国の交渉文化もあるんだけど、よく考えたら、日本人が台湾や中国、アジアに行ってやる買い物と、そのまんまおんなじなんだな。僕も去年、北京の秀水市場なんかで、一生懸命やってた。カタコトの日本語を操るアジア人相手に値切りまくる。これ、やってるほうは楽しいゲームだし、やられるほうも商売だから割りきってやってる。

今回は、それが逆になってしまった。台湾からニュージーランドに海外旅行に出かけた彼女らは、現地の店で安いアクセサリを見つけ、更に中国語カタコトの売り子に出会い、ま、当然のように始めちまったわけだ。僕が日本人で、心の準備が出来てなかったのはウカツ。こっちが向こうで値引きをする以上、向こうがこっちに来て値引かせることもある。コレ対等な関係の証しアル。


  • なに食べたか憶えてない。