最近観た映画読んだ本

X-ファイル』小品。よく言えば“品良くまとまったエピソード”なんだけど、エンドクレジットでメガネがずり落ちた。なんだありゃあ……。とはいえ、寅さんみたく年に1本ぐらい、若手のイキの良いホラー脚本を持ってきて、X-ファイル化して続けるみたいなことになれば面白そうだ。やってくれないかしら。

20世紀の幽霊たち』ホラーってこんなに面白かったのか! キングもロクに読んだことのない人間だけど、X-ファイルでホラーの素養も身についてたんだな、と思った。

ディファレンス・エンジン』残念ながらコレも肌に合わなかった。こっちの教養が無いせいなのか、作者が何書きたいのかいまいちピンとこない。のめりこめない。粗筋だけ見るとすごく面白そうなんだけど。

『宇宙飛行士ピルクス物語』最高! レム先生はやはり凄かった。レム版スタートレックというか、ストレートに楽しめるエンタテイメントであり、かつ様々なSFマインドの入り口となってる。そして手に汗握るサスペンスの描写力! 目にうかぶようだ。ぜひこのテンションをストレートに映像化して欲しい。