バトルスター・ギャラクティカ 1-9『バルターの憂鬱』

感想書くのも遅れがちだけど先に書いとこう。次回は必見!!(3月26日放送第10話) 観たいものが観られるぞ!


とりあえず雑感だけ。

  • “秘密と嘘”のエピソード。
  • アバンタイトル。作戦室中央に吊られているモニタ群が起動し、またその立体的な構造がよく映される。カッコいいね。このCICの構造、なんとなく証券取引所のディーリングルームにも似ている。東京証券取引所のマーケットセンターも、中央のサーバ(?)群が取引開始時にせりあがってくるとか、動きがあったほうが見栄えがするんじゃないかしら。まあ精密機器を物理的に動かすようなつくりなんて本来はありえない構造だけど。
  • 今回大人の会話の満載。冒頭のロズリン大統領の笑い声のキュートなこと。
  • "Old man" の訳は“おやじさん”。
  • ギャラクティカ先端の展望ラウンジ初登場。しかしバイパーの飛行音が聞こえるつうのはアレですね。推進ガスが当たったと無理に解釈してみる。
  • ナンバー6との妄想セックス、はたからみれば単なる自慰行為をスターバックに見られるバルター。憂鬱どころの話じゃねえ!
  • ブーマーに“犬みたいなもの”と表現されたサイロン・レイダー。今回人型サイロンと同じく、1機ごとに振る舞いが異なり、個性があるように描写される。この設定も今後伏線的に使われる。また、人間の前でジャンプをしてデータを取らせたこと自体、サイロン側の陰謀なのかもしれないと思わせる節もある。
  • 前のエピソードでタバコを当てられた写真と、今回のエレンは実は別人の模様。Battlestar Wikiによれば、写真の方はスタッフの奥さんだったとか。
  • ドラディスで探知したレイダー三次元位置を報告するときのセリフ "bearing 187, carom 221". ベアリングは通常英語でも“方位”という意味があるけど、対してキャロムは固有名詞っぽい。でもこれそのままスタートレック風に言い換えれば「方位187 マーク221」。
  • 原語ではエレンはアダマのことを“ビル”と呼んでる。ところがウィリアムの愛称がビルになるというのは日本人には感覚的に受け入れられないので、字幕は“ウィリアム”のままにせざるを得ない。字幕作ってるヒトはビルって書きたかったろうなあ。そうすれば3文字分他の言葉が使えたのに。
  • ディナーシーン。素晴らしい! エレンというトリックスターにデタラメに引っ掻き回された末に互いの仮面が剥がれ落ちて本心むき出しの口論となり、ラストは綺麗にまとめる。コメディのお手本のようだ。

タイ副長、シブ過ぎるよ……。
次回、見たいものを見せまShow!