練馬独立60周年パレード

練馬駅のほうから大音響の伊福部マーチが流れてきてははあ秋の好天は右翼も元気にするなあ思たら練馬独立60周年パレードだった。きょうだったんかい……。道が渡れず駅に入れん。
先頭を歩くのは勲章じゃらじゃらつけた60年前の独立闘士たち。そのあと義勇兵を送った高円寺のよさこい軍隊が続き、中国風の竜の舞、殿様みこしの時代行列、ハワイアンダンサーが続く。まさにカオス。缶チューハイ飲みながら見物してた中年女性たちによると、殿様は中世の旧大泉王室の末裔、竜とハワイは趣味だそうだ。
しかし目立ったのはパレードを囲む警官隊の数。先頭の老人たちも、警視庁騎馬隊とピーポくん、そして人質とおぼしき子供楽団に囲まれ、“交通安全”の幕を持たされとぼとぼ歩いていた。しょせん独立といっても傀儡なのだな。一抹の寂しさを感じた。
写真は子供楽団のイッツ・ア・スモールワールドにあわせることなくのしのしと歩き回るピーポくん。