東京

真っ昼間のJR東京駅って意外と使わないけど、久々に中央線のホームに立ってみたら西の空も東の空も高層ビルが立ち並んで、あら意外と好みな景色。ビルの谷間を走る高架鉄道ってのは、未来趣味の琴線に触れるね。
そういう意味では、羽田空港モノレールが昭和的な雑居ビルや倉庫が多い穴守稲荷あたりから、次第に運河を越え新幹線を横目に品川エリアの高層ビル群の間に滑り込んでゆくプロセスは高揚感があるし、ゆりかもめのロボット車両が新橋を発ち、鈍い走行音をたてながら汐留のみっしりと並んだガラス張りのビル群に向けて大きくカーブしてゆく姿は、最早芸術的とも思える。
東京駅自体も再建で3階建てになるそうだけど、ホームも一階層上に上げてくれないかしら。今の位置だと丸の内側のビルが見えなくなる。いっそ豊洲まで来たゆりかもめを更に延長して、上にホームを重ねてくれればいいんだけど。八重洲通りに沿って海に向かい、隅田川河口を越えて月島の高層マンションを突っ切るコース。おお素晴らしい。