ひょんなコトから東京ビルTOKIA(はずかしい名前だ)にあるコットンクラブに連れてってもらった。メンフィス出身の女の子といっしょにNaturally Sevenというヴォーカル・プレイ(アカペラつうか楽器の声帯模写で合奏する)を聴きながらメシを喰った。

音楽は言葉を超えるとかいうけど、そんなことないなあと思った。アクセントの強い英語の歌詞は全くといっていいほど聞き取れない。もしわかってたら、それぞれの曲がなぜそのようなスタイルで歌われているのか、もっと理解することができただろうに。歌詞がわかんなきゃ、ただ単に、ヴォーカル・プレイってすげぇなあ(トロンボーンとかギターのディストーションの再現とか、ほんとスゲェ)と思いながら眺めてるだけだ。女の子の方はNaturally Sevenと同じ文化圏にいるから、ちゃんと曲聴いて笑うところは笑い、声あげるところは声上げてた。うらやましいことよ。

しかしちょっと不思議な感じなんだけど、“黒人の年下の女の子”というのは今まで接したコトがなく、自分が年取ったんだなあと強く思ったことよ。

メシはデザートが非常に好感触だった。