オマエは機械じゃないのか

オーストラリアから帰ってきたら、またヤなこと言っちゃった政治のヒトが。柳沢伯夫厚生労働相。ヤダなあもう。コンテキストが重要だとはわかってても、一瞬アタマに血が上っちゃうよな。

男性が社会一切をコントロールしてるように錯覚しちゃってるのが最大の問題だけど、もひとつは、家族やらなんやらを大切にしようって訴えてる党なのに、なんで子供作るのは女性のみの問題にしちゃうんだろ。仮に人間をバイオロジカル・マシーンだと言うにしたって、男性という機械がなきゃ、子供という製品は作れないじゃんか。

地球人が異星人の視点に立って考えるのが難しいように、日本人が外国人の視点に立って考えるのが難しいように、男性国会議員が女性の視点でモノを考えて発言するのは難しいことなんだろうか。なんだろうな。でも人口の半分近くは女性なんだよな。

しかし、僕も柳沢氏並の、ヒトに生理的な不快感を起こさせる発言をしただろうなという反省が幾多とある。無意識に女性の前で女性蔑視的な発言(女の“クセ”に、とか)をしていたという記憶もあるし、牧師の息子の敬虔さを本人のいないところで馬鹿にした記憶もある。もっとプライベートな反省もある。思い出すたびにヤな人間だな自分、と思う。

ああこんなこと書き残すようなことじゃないね。不毛だ。