消せ! その憎しみの輝きを

音楽的にアクティブでは無いんで、CD等を買うときは耳に入って良いなと思ったものを、雑食的に買う。で、街中でかかってる曲を、耳にしたその瞬間に買って帰れるサービスは普及しないもんだろうか。いちいち店員にかかかってる曲を尋ねるのは面倒だし、何か判っても家につく頃には買う気も減退してるから。

有線とか音楽配信サービスの事業者は、店舗の音源デバイスにインターネット/無線LAN機能をつけた複合アプライアンスを作ってくれればいい。店だってインターネット(経由のPOS機能等)と有線放送別々に機材を持つのは面倒だろうし。で、曲と同期して購入情報をアプライアンスがストアし、店内で曲を聴いたヒトは、その情報に無線LAN付きポータブルミュージックデバイスからアクセスしてDL購入するわけ。アフィリエイト的に店舗にもインカムが出るようにして。

或いは曲データそのものを、いきなりアプライアンス内のメモリに一時的に置いてしまうのもいいだろう。エンドユーザのDL時間が短縮されれば、もっと気軽に買えるから。

何がいいたいかと言うと、無線LAN機能付きの音楽プレーヤは、マイクロソフトZuneだということ。ビッチーなアップルのアイなんとかでは実現できない機能だ!

気がつけば市中には、宗教のようにあの白い小さなモノを身に着けた人々であふれかえっている。あの白は、人間を白痴にする、憎しみの輝きだ。

そこでゲイツ様は世界中の音を支配しようとするアップルから、人間の多様性と尊厳を取り戻すため、鮮やかなるZuneを地上に遣わした。我々善良なる反アップル小市民に差し出された、救いの手である。

いや、個人でなく、まさに事業者向け有線音楽配信サービスも、マイクロソフトによって救われるべきかもしれない。先ほど提案したデバイスが、マイクロソフトによって製造販売さればよいのだ。そして人類は、自宅のPCなどという限られた世界以外で、自由に音楽に感動し、その場で購入することが可能となる。ああ、マイクロソフトはまたひとつ、人類を精神の牢獄からの脱出に導くのだ。ゲイツ様の手により、人は進化する。MSのMは Mighty のM! MSのSは SuperiorBeing のS! 別にZune買わないけど。