たまには時事クリップ。

毎日MSNの特集『ゆとり教育の顔・寺脇研さん(53) 降格なんの、あっけらかん』。ホロリと来たよ。

職業教育課長時代に業者テストを一掃、ミスター偏差値の異名をとった。広島県教育長のころは、子供たちに語りかけた。「いじめがつらくて命を絶つくらいなら、学校に来なくていい」。

ゆとり教育って、すべてを押さえつけるな、ということだったんです。小学生は自分で自由な時間を手に入れられないでしょ。それができる高校生まで週5日制にするのは反対。総合学習も大きな意味があったと思っています。未知のことを学んでほしかった。男にとっての女であったり、健常者にとっての障害者であったり、日本人にとっての外国人であったり。だれとでも付き合えるマインドを持ってもらいたかった。どんな人間を育てようとしたいか、と問われて、これまでは自分らしく生きられればなんて答えてたんだけど、このごろは違う。アジアで仲良く生きていける人間、国際化なんてアバウトはダメで」

いい人だったんだろうなあ。いい人だからこそ、ツメが甘かったのか。

あと、朝鮮日報の漫画【4月18日】国際法違反 。これは笑った。