ウルトラマンメビウス
静岡再放送文化圏でカラダに染み付けられた“ウルトラ兄弟”のねちっこいアブラに、ちょろっと火をつけられちゃったよ。臭っいケムリが立ちそうでヤなんだけど。
ほーっと見入ってしまった点
- ウルトラの父との対話、その演出方法
- 主人公の地球への出現方法。またそのシーンのミニチュアと空撮との合成
- ウルトラ五つの誓い(バカ演出だってわかってるのに! ちくしょう!)
- 主人公の上を低空で飛んでゆく戦闘機の合成(バビロン5のフィナーレを思い出した)
- レギュラーキャラがまとまってゆくプロセス
- ウルトラマン出現時のモブの反応(携帯カメラとか)
- 子供とお父さんの会話(バカなのに! バカなのにちくしょう涙腺が!)
- 戦闘後の生き残り隊員のウルトラマンへのセリフ(単なる懐古作品にしない意図を汲む)
- 新隊長(文系ヤサ男ぽくてシブい)
相変わらず子供向けだからってバカにすんなと思ってる点
- 旧キャラの“のぞき穴=黒目”が未だに修正されない
- シリーズキャラと思しき妖女はキワモノ臭いだけだし、物語の流れを乱す
- 戦闘機の火薬砲(ただの懐古趣味で、演出上はダサいだけ)
- かといってこれも安っぽい宇宙ステーションのCGI
- あからさまにワイアであやつられブルブル震える戦闘機
- レギュラーキャラがまとまる動機が“うさぎ”(せめて子供を助ける事にしろよ)
- シュートの無意味CGI(でた! 日本特撮お得意“海外映画のパクり”)
- “破壊された街”のセットにリアリティが無い
良かった点が悪かった点を上回っております。困った困った。
あと前作『ウルトラマンマックス』のテーマは“老人力”だったと思う。