イデオロギーでなくネセシティとして。

日経新聞のテレビコマーシャルが不快でならん。
以前放送されたのでこの男がフラれたのは、どう考えても 馬 鹿 だからで、新聞読んでないのはその比喩にすぎない。それが新聞読んだだけで洗脳されたような目になって、ポテンシャルとして賢い上に新聞も読んでいた女性より出世するとは……。
『女はかわった、男はどうだ』と言ってるが、これではまるで、新聞さえ読んどきゃ古い男性優位社会を維持できると言ってるようなもんじゃないか。
妙に怒りを感じてしまうのは、身近なところでUFJ銀行内の男女の給料格差の話を聞いてしまったからか。明らかに能力のある人間に給与を与えず、結果逃げられるのだ、潰れもしよう。
変わるまい。何も変わるまいよ。経済にしろ行政にしろ立法にしろ、ふんぞりかえった男どもが自分達の不当に高い給与の意味に気付きもせず、それを守るためだけに「改革しよう」などと無い知恵ムダに絞ってる限りは。
今世紀の経済がどの方向に進むのかは知らないが、加速しているのは確かなんだろう? 人口の半分の脳の計算能力・発想能力を、理由もなくネグレクトしている暇は無いだろうに。
まあいい。男性既得権にこだわる会社、こだわる国は、結局人材を活かし切れず潰れるのだろうから。ただ、いきのびるために構造改革というなら、たとえ偽善に見えても、男女平等を実現すべきじゃないの?