はてなの強さ。

今回文中リンク多いし、この携帯版そのものに関わる話題なんで、本家サイトのウィンドウで読んでるかたは、右上の"？"をクリックしてくださるとわかりやすいかも。

最近ちょっとWEBでのマーケティングみたいな話を、素人のはなしとしてしたんだけど、そこで強く思ったのが、この携帯版日誌をつけてる“はてな”は、異常に強い。強いというのは、検索エンジン“グーグル”に対して、だ。

最近携帯から巡回してるサイトでも、たとえばこちらとかこちらとかで、グーグル検索ランクのトップに来たという話題がでてる。かくいうこの携帯版サイトも、“アミノンジャー”で検索するとオフィシャルサイトの次に上がってきてしまう。むかしほんのちょっと書いただけなのに。

やはりこれは、“はてなダイアリー”というコミュニティの強さに起因しているものなんだろうか。とりあえず誰でも簡単に使えるヨ〜、だからユーザたくさんいてアフィリエイトのポップアップ広告も効果あるヨ〜、的な大規模の無料ホームページでなく、内部での相互リンクを誘発させるしくみと、外部からリンクされる価値がある質の高い情報を多く内包する、玄人向けの小規模だが密度の濃いコミュニティを設計したから、なんだろうな。

グーグルランクが高いということは、全ての検索結果に強いというのとほぼ同義だから、コマーシャル打ちたい企業にとっては実に魅力的なはずだ。最初からこれを狙ってベンチャーを始めたのなら、はてなという企業は凄いし、結果的にそうなったのであれば、とてもラブリーだ。いちWEBサイト持ちとしては、WEBはやはり企業のチカラではなく名もないユーザの集合体によってつくられている、と信じたいわけで。ぜひとも履歴書送らせてください。

もちろんはてなユーザに対しては、商行為・勧誘を目的とした利用を禁止しているからアレだけど、もし自分がなにか仕事をしているなら、今のようにはてなアンテナでなく、はてなダイアリーのほうに広告を打ちたい。それもランダムアピアランスでなくて、ひとつのサイトに固定にしていただきたい（難しいだろうが）。

広告も１文テキストがベストだけど、たとえば今よく出てる『証一部企業の大塚商会が運営する★アルファメール』なんか逆にダメだろう。ブランド名じゃなく、ある程度キーワードにしないと。たとえば『ヨーロッパのチーズ』とか『簡単 メルマガ 配信 ソフト』とか『ナタデココ』とか。ああナタデココ食べたいなあ。どうでもいいが。

これで、リンク率の高いユーザのページとともに広告文もグーグルボットにガシガシ収容されて、あとはナタデココが食べたいひとがヤフーなりなんなりで検索してグーグルのデータを見てくれるだけ。

……なんてうまくいかんもんかな。そんなことを酒のみながら考えて書きました。

しかし、微ニ入ルソウルのアンテナでも速攻でつっこまれてるが、前記のアルファメールを筆頭とする広告文のダサさだけはなんとかならんのか。まあ一般ユーザへの認知度が低いのはわかるが、天下の大塚商会様がそんな自信なさげ＆インチキ臭い広告打ってどないすんねんな。