観念的な男 熊坂

夜半、某ファミレスにて久々に熊坂と密会。牡蠣フライとクリームあんみつを頼む。しかしこの店、田舎とはいえ客層が異常に悪い。十代後半のくるくるパーっぽいのばっか。妙な羽根飾りつけた女とか。おまえは酋長怪獣ジェロニモンか。隣りの席に至っては安い水商売系ファッションの更に激安コピーをしてるような高校生もどきが、20は歳が離れてるジャージ姿のショボいおっさんをアゴで使ってる。あーシロップも持ってきてネ、だと! なんなんスかコイツラわ!? 「若い娘と飲み会したい」 ……そうか。どのくらい? 「12歳」 ……飲み? 「水の飲み会」 うんそれはいいな。ていうかその隣りの女がまたこっちをチラチラみてるじゃん? そんなにオッサンの相手するのがイヤなのか? ていうかほら、電車とか乗っててさあ、同い年ぐらいの女が乗ってくるとついついチラッと見ちゃうじゃん? 「む。それは誰もがやる」 あれがイヤなわけ。別にこっちガツガツしてるわけじゃないし、だいたい見たからどうなるってこと絶対ないのについつい見てしまうこのオトコのカラダが許せない。それがいまの女みたく女もフツーにそれやるでしょ? チラッとこっち見るでしょアイツらも。なんだよアレ。そんなに寂しいの? それともチェックしてあっブサイクだバーカケケケとかほくそ笑んでるワケ!? 男も女も、お互いチラチラチェックしたところで、例え目線が会ったとしても、満員に近い電車の中でまっとうな人間同士で出会いの始まりとか絶ーっ対ないわけじゃん! エネルギーのムダだよ気力的エナジーのよォ! なんでチラッと見るの!? 「セクハラ課長」 ……えーつまり、目線の会ったやつをセクハラで訴えて賠償金ふんだくる算段だと? 「五月原課長のつぶやきは面白いッ! 中島 徹サイコーッ!」 と、こういう会話をしました。 「万華鏡」 もういいから黙れ。


  • 朝江戸ネギの卵とじ。ネギがこのままだと腐りそうだったんで強引に処理。
  • 昼シューマイとか。中華おつまみ。
  • 夜スパゲティ。牡蠣フライ。クリームあんみつ